iPhone4のヌルいレポート
ついに登場、iPhone4。
まともなレビューは世界中のブロガーが発信しているため、
いつものように「その筋の人ではない人ためのヌルいレポート」をお届けします。
今回登場したのは、4代目となるiPhone、その名もずばりiPhone4。
洗練っぷりを味わうため、まずはこれまでのiPhoneの歴史を
振り返ってみます。自分が振り返りたかったんですが。
↑【1代目】2007年1月発表 → 6月発売(アメリカ他)
今みるとなかなかぼってりしたお姿。
日本で使われていない電話回線専用だったため、日本では発売されませんでした。
そのため自分は未だに実物をみたことがありません。
↑【2代目】iPhone3G 2008年6月発表 → 7月発売(日本も)
約1年半後、満を持して登場した二代目。各国で普及している電話回線(3G)を使うため、
日本を含む多くの国で発売。また、OSも進化し、誰でもアプリを開発し販売できるように。
デザインも新しくなり、ふんわりと丸いプラスチックの背面カバーに。
【3代目】iPhone3GS 2009年6月発表 、発売
iPhoneアプリの大ブレイクにより、
やや性能不足感のでてきたiPhone3Gがバージョンアップした感じ。
見た目は3Gと全く同じですが、処理能力、バッテリー、カメラなどの性能アップ。
↑【4代目】iPhone4 2010年6月発表 、発売
そして今回登場した4代目のiPhoneが、iPhone4です。
数ヶ月前、テスト中の試作機を関係者が居酒屋に置き忘れてしまい、
それを拾った学生が大手ニュースサイトに5000ドルで売り、
それが解剖までされて世界中に公開されるという不幸な事故によって、
事前に多くの人の目に触れていました。
そのため、発表時のドッキリ感は少なかったものの、
それでもウットリするほど洗練されたデザイン。
それは単なる見た目の話ではなく、
工業製品としての合理性や美しさを兼ね備えています。
まずはフレーム。事前に流失した時点で、フレームにある切れ目が目障りで
アップルらしくないと物議を醸しましたが、
これはフレームがふたつの金属で構成されており、
それぞれが違う種類の電波を拾うアンテナになっているという納得の構造。
アンテナ面積がこんだけあると、
電波のつかみがかなり良いのではないかと想像できます。
次に特徴的なのが、エレガントな表裏のガラス。
ガラスだとすぐ割れるのではないかと思ってしまいますが、
ヘリや高速鉄道のフロントガラスと同じ強力なガラスで、
プラスチックの30倍の強度があるとか。
そしてディスプレイは、解像度4倍。
どういうことかというと、
テレビとかケータイ画面など、目をこらして見ると
小さい点々が集まって文字や画像になっているのが分かると思いますが、
その点々が見えない程の、印刷物のようなきめ細かさということです。
あと気になるのがカメラの性能。
これまでも順当にグレードアップしてきましたが、
今回は、500万画素でLEDフラッシュ付き。
かなり使えるカメラになっているようです。
ハイビジョン動画撮影もOK。
普通のデジカメほどではないと思いますが、携帯カメラとしてはかなり期待できます。
さらに表側にもカメラがあり、ついにテレビ電話が実現。
ただし、電話回線側の課題によって
当分は無線LAN圏内オンリーのテレビ電話のようです。
半端ない独自進化を遂げている日本では、
かなり前から携帯でテレビ電話できた気がしますが、世界的には大きな一歩のようです。
今回、特に感動した紹介映像がコチラ。
愛が溢れてます。
映像として愛があるという事だけでなく、
iPhoneそのものが、誰でも使えるように
愛を持って作られているがゆえに感じるリアリティ。
圧倒的なテクノロジーと技術だけでなく、
そこに愛があるがために、アップルは人を夢中にさせ、普及し、溶け込み、
他社のパクリも追随も許さないのだとしみじみ思わされるわけです。
iPhone4は、まずはアメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、日本にて
6/24日同時発売です。
http://www.apple.com/iphone/
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