WWDC2012予想など
今や熱狂的マックファンではない堅気の人々までもときめかせるWWDC(←やや強引)が近づいてきました。
WorldWide(ワールドワイドな)Developers(開発者の)Conference(会議)であるため、ハデな新製品(特にMac)の発表はないと毎年肝に命じつつも、期待しすぎてガックリするのが恒例なっていましたが、最近の噂を真に受けるなら今年はかなり期待できそうです。
Mac
まずはMac。驚いたことに、最新の噂ではほとんどのMac(MacBookPro、MacBookAir、iMac、MacPro)が高解像度になって一気に発表か、と言われています。高解像度化というのは、ディスプレイの物理的な解像度アップだけではなく、OSレベルでの解像度アップ、つまりiPhoneやiPadのようにハードもソフトも高解像度になるとされ、それは開発者にも深く関わることなのでWWDCでの発表は理にかなっています。
また、↑のWWDCのロゴは「なめたくなるだろぅ?」というドヤ顔ジョブズの天の声が聞こえてきそうな美しさなのですが、大小のピクセルらしきものが集まってアップルのロゴになっている様から深読みすると、やはり解像度に関わるなんやかんやを連想させなくもありません。
で、MacBookAir、iMacのデザインはそのままのような気がしますが、以前ああだこうだと予想して>>盛大に外れたMacBookProと、2003年のPowerMacG5から基本デザインは変わっていないMacProがどうなるのか気になってたまりません。あの墓石の如き重さと大きさ、手に食い込む取っ手、Thunderbolt無しという、硬派すぎるアレが約10年の時を経てどのような姿になるのか、目が離せません。硬派すぎてそのままかもしれませんが。
それと、真偽不明の新製品価格表にはMacアクセサリー類らしき製品もあり、新しいAirMac、キーボード、マウス等のリニューアルも怪しまれています。
iPhone5
次に、iPhone。「次期iPhoneは秋」というのがここしばらくの噂でしたが、最近になってリークされた>>ツートンのアレが本物であるなら、タイミング的に今回発表されてもおかしくない雰囲気です。リークされたパーツは、横幅そのままで縦に長くなったデザイン。これなら多くのアプリは大工事なしで縦長になった画面を生かせそうですし、人間の手は大きくならないという問題にも対応できそうな。
あとは、小さくなったDockコネクタ、高速通信規格、おサイフケータイなどの非接触通信対応などが予想されています。iOS6については、WWDC会場内にすでにバナーが出ているそうなので確定かと。
テレビ
そして最後にテレビ絡み。常々よりアップルによるテレビの開発が噂されています。今回テレビが出るとは思えませんが、来るべきアップル謹製テレビに向け、開発者を巻き込んだなんらかの布石があるのかもしれません。怪しむべきはAppleTV。今回、AppleTV向けアプリに関する発表があるのではないかとも噂され、将来アップルのテレビでも動くアプリをまずはAppleTVで作っといてくれや、ということかもしれません。そのような動きがあるのだとすると、今回、アップル製テレビについて何か触れる可能性もあります。電話を再発明したように、テレビも再発明するのでしょうか。
そんなわけで、ここ数年のこじんまりとしたWWDCの通例を覆し、今回はお祭り騒ぎになるかもしれないという噂まとめでした。WWDC2012は、日本時間で6月12日午前2時から。
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