リトルカブ農耕用カスタム 貧乏バーハンドルに挑む
先日、新型クロスカブ110が正式発表され、思った以上のハンターカブ感に大変ワクワクしています。際限なくカブを置けるガレージならばコレクションに加えていたかもしれませんが、すでに3台のカブで手一杯なのが悔やまれます。
驚いたのは、50ccのクロスカブの登場。単なる子分バージョンではなく、リトルカブと同じ14インチタイヤで、かっこいい中にもKawaiiを感じます。50ccだけに設定されているクラシカルホワイトも上品かつ優しげで、14インチの足つきの良さも相まって女子ウケしそうです。生産終了したリトルカブに変わって、若者に長く愛されて欲しいところ。
>> 遊びゴコロをのせて走ろう。クロスカブ50 / 110 | Honda
リトルカブ農耕用カスタムの進捗
さて、>>我が家のリトルカブですが、唯一、”カブ離れカスタム”を認めた1台として、着実に農機っぽく進化しています。
>>前回記事、アップマフラーへの交換はコチラ
バーハンドル風、貧乏バーハンドル
2016年の年末に思い切って着手したのが、定番のバーハンドル化。バーハン化といっても、スタイリッシュにするための外装カスタムというわけではなく、特大前カゴにチェーンソーや野良仕事道具を満載してもフロントライトを遮らないための実用的な改良です。それ故に、お高いバーハンドルキットを買うのではなく、ハンドル周りのカウルやメーターを取り払い、元々のハンドルフレームをむき出しにするという、命名「貧乏バーハンドル」。
合わせて、ラーメン状態の電気配線をフレーム内に通します。電気関係はサッパリの私が挑む配線移動なので、果たして元に戻るのでしょうか…
電気配線をフレーム内に
まずは電気配線を整理。メーターやキーシリンダー、ライトやウインカーの引っ越し先をイメージして分別します。フレームの前後にドリルで穴を開け、適当なワイヤーを先行してフレーム内に通し、そのワイヤーに配線の束を繋いで誘引するというウルトラC。
配線の一部は延長したり、短くしたり、端子を新調しています。厳冬期のガレージが寒すぎて、2,3本の配線をいじってギブアップする日も。
スピードメーター移設
これまで共に歩んだスピードメーター(9000km)も、もちろん流用。覚えたての溶接でステーを作って移設します。
なにげに難関だったのが、スピードメーターケーブルの切り詰め。アウターケーブルはディスクグラインダーでもなかなか切れない謎合金ですし、インナーケーブルはクネクネのコイル状。切ったり溶接で繋いだりと、力技でなんとか短縮成功しました。
キーシリンダー移設
キーシリンダーは左側のサイドカバーに移設。操作性を優先して上を向いていますが、防水性はいかがなものかと思います。思えば、このサイドカバー内には、>>CDIやウインカーリレーも移植しているので雨ざらしは避けたいところ。
ハンドルまわり
流用するハンドルフレームは、樹脂カウルの固定基部類を削りとって黒塗装。ウインカー配線を中に通します。ハンドル中央にはフロントライトのスイッチを新設。
フロントライトとウインカーは前カゴの下にコンパクトにまとめます。フロントキャリアに自作ステーを溶接し、ワイドなLEDライトと激安ウインカーを新設。これらが収まる空間を確保するため、フロントキャリア自体も少し高い位置に移動しました。
最後の仕上げで、前カゴ裏の配線ボックスに配線や端子を押し込みます。配線ボックスは100均の保冷剤。中身を捨てて、適度なサイズにカットして黒塗装しました。
こうして、2016年末に着手し、気がつけば春になっていましたが、ひとまず予定通りのスタイルで組み上がりました。現状、ポジションランプとホーンがまだついていないので公道に出られません。
タイヤ交換とホイール塗装
2017年の年末年始にタイヤ交換を決意。せっかくなのでホイール塗装もトライしました。研磨スポンジとペーパーで足つけ → ミッチャクロン → 2液ウレタンスプレーでツヤあり黒に。
数年前に購入して、この日のために寝かしていた念願のオフタイヤに交換。一気に農機感が出てうっとりしています。ちなみに、エアクリーナーボックスはあえてノーマルです。以前、定番の小さなエアクリーナーに交換したところ、「ブバババババ」と威勢のいい吸気音が私には耐えられませんでした。
これで残す所は全塗装のみですが、ここまで極寒のガレージで拷問のような作業だったため、常識的に考えて暖かい時期に着手したいと思っています。
以下のページで、我が家のリトルカブの歴史を紹介しています。
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